手をついてから続いている手首の痛み
症状
1週間前に梯子の一番下の段から落ち左手をついて体を支えた。それから手首が腫れ痛みがあったが湿布を貼って様子をみていた。はじめは茶碗を持てないほど痛かったが1週間経ち腫れ痛みともだいぶひいた。動かしても痛まないが、重いものを持つとズキッとする痛みがあり仕事ができないので来院された。
-
来院者
男性
70 代
-
期間
2021年11月 ~ 2021年11月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
【初診】手首を触診すると、手首の内側の親指側の筋を押さえると痛みがある。手首をついたときに、衝撃を受けたと考えられる腕の付け根を触診すると緊張した部分があった。そこに作用する、前腕のツボに鍼をすると緊張が緩み重いものをもっても痛まなくなった。
【2診目】初診の2日後。重いものは持てるが、手首の筋を押さえるとまだ痛むとのこと。初診と同じツボに鍼をすると押さえても痛まなくなったので治療を終えた。
使用したツボ
まとめ
手首の痛みであるが、痛みの原因となった手をついたときに腕の付け根となる前胸部にも衝撃を受けたと考えた。確認するとその部分に緊張があり痛みの原因をなっていると考え、そこに作用するツボを使い速やかに改善した。