サッカーの試合で転倒した後から痛む首
症状
4日前にサッカーの試合中に他の選手が右側からぶつかって来て左に転倒し頭部を強打し失神した。 緊急搬送されCT検査を受けたが異常はなかった。 しかし、翌日から首の前側が痛み、こめかみ部分に軽い頭痛がある。 家族が以前から来院されており、今回の症状には鍼灸がよいのではと紹介していただいた。
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来院者
男性
10 代
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期間
2020年9月 ~ 2020年9月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
痛む部分を確認すると首の右前側の筋肉、背中、左の肩に緊張が見つかった。 仰臥位で首を上げる、座位で左右に首を捻る動きで痛む。 首の筋肉と関連する手のツボに鍼をすると首を上げる時の痛みがなくなった。 次に右に首を捻る時の痛みが少し残っているので、関連する手のツボに鍼を行うと動かしやすくなった。 最後に左肩の緊張と関連する左手のツボに鍼をすると肩が軽くなり、首、頭の痛みはまったないとのことで施術を終了した。 施術には鍉鍼(ていしん)を用い、ツボに軽く触れるだけの施術を行った。
使用したツボ
まとめ
ぶつかった時の映像を見せてもらうと、右腕をひっかけるように転倒していた。そのため手と首の連動が乱れ痛みが起きていると考え手と首の連動を回復するように施術した。 皮膚に軽く触れるだけの施術で一鍼ごとに痛みがとれていったので、魔法みたいだと感激していただいた。